呼吸で元気に!

・家で出来る〇〇シリーズ

呼吸を大切にしてみましょう。
普段何気なく、というかほぼ意識することが無いのではないでしょうか。

吸って吐くという行動にも、意識をめぐらせるだけで深い呼吸に出来たり、逆にパニック中に呼吸しようとすると過呼吸になったりと、色々変化があります。

 今日は、呼吸法までいかないけれど、それなりに効果がある『深呼吸』をしてみましょう。
以下の効果は、科学的に実証されたとかそういう物では無いので恐縮ですが、伝え聞いたものなのでそこそこに。という感じで見てください。
1)気管と肺の健康状態が少し分かります。
2)肺の全てを使うので、その機能が一時的に高まります。脳も一時的に活性化します。
3)毎日コツコツ続けると、気管や肺が、すこ~~~~し強くなります。

 ではやり方ですが、基本的に「鼻で吸って鼻で吐く」という呼吸を行います。
鼻が詰まっている…という方は、口で構いませんが、完全に詰まっているわけではない場合は鼻も少し使うつもりで行いましょう。

ポイントは、なるべくゆっくりと、静かに行う事です。
・しっかりと吸うために、まずは肺に残っている空気を全て吐き出します。
・鼻からスーーっと吐き出しきって、その瞬間にスーーーーーーーっとゆっくり静かに吸い込み始めます。
・これで目いっぱいかな?という状態から、まだもう少し吸い続けます。
イメージとしては、肺の下のほうから上の方まで順番に膨らんでいって、喉元ギリギリくらいまで空気で「いっぱいいっぱい」にする感じです。
・いっぱいになったら、(鼻で)スーーーーーーーっと静かに吐いていきます。

 ずっと続ける呼吸ではないので、吸いながらも多少息を止めているような感じになっても構いません。
1回だけ、ものすごくたくさんの空気で肺を膨らませる。というのが重要です。

はい。この一回で結構です。
なんだか上手くいかなかったような?という場合は、2,3回してみましょう。
でも、少し間を置いて、呼吸を落ち着けてから行ってください。

ゆっくり吸っていく中で、もしくは目いっぱいに肺を膨らませた時に、
a)肺のどこぞから咳が出そうな感じがある。
b)肺のどこかでヒリつく感じがある。
c)気管のどこぞで咳が出そうになる。
d)気管のどこかでヒリつく感じがある。
このどれかが当てはまる人は、肺なり気管なりのその場所が弱っている可能性があります。
日常の疲れの表れであったり、何か小さなゴミを吸い込んでしまったなり、あるかもしれません。

☆肺が全体的にしんどいような?とか、息がしにくい。という方は、しっかり食事をたくさん摂って、そして早急に体を休めてください。
例のアレでは無くても、体がかなり疲労して免疫も落ちているはずです。
栄養と休養が絶対に必要な状態です。

a~dのどれかに当てはまる場合はもう一度、さっきの9割くらいのめいっぱいさで、ゆっくり静かに息を吸い込んでから
・気になった場所から悪いものが出て行くようなイメージをしながら、息をゆっくり吐きだしましょう。
はい。たったそれだけでも、少しマシになったりします。

 という事で、今回は一部の武術家が行う呼吸法の前準備を、簡単にですがお伝えしてみました。
寝ながらでも、座っていても、立っていても、じっとしていればいつでも出来ますのでお試しください。

☆まったく話は変わりますが、タンパク質を多めに取りましょう。
体重(㎏)を、グラムにした分くらいは一日の目安にしましょう。
例)僕だと体重73キロなので、73グラムを目安にします。重いとコスパ悪いですね!

まえだ院長

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